中国の少年の夢それは民族の復興らしい

gōng yì guǎng gào
公益广告  ゴォンg イィィ グゥァンg ガァ
公益広告

公共施設の工事現場の目隠しの壁には よく中国の公益広告が掲載されています。
大体は”愛国心を持とう”とか “共産党万歳”的な内容の物が多く、空いたスペースで住民を啓発しようとしています。

[ここから続き]
そんな公益広告のテーマの中の一つに”少年强中国强(少年が強ければ中国は強い)” と言うものがあります。

これは中国の散文の物語がベースになったもので、中国の少年が賢くなれば 中国も賢くなるし、中国が自由であれば 中国も自由だし、少年が富めば 中国も富むであろうという哲学的なお話です。

じゃあ少女はどうなのさって思う方もいそうですが、古い中国の哲学では男が国を治めるべきであるというのがあるため、未だにこうした広告が成立するのです。

 

たとえば公益広告ではこんな感じで看板などが作られます。

広告の説明文の決まり文句があるので訳してみましょう。

bǎ shū bāo fàng zài lù biān
把书包放在路边,
カバンを道端において

bǎ zé rèn káng zài shuāng jiān 
把责任扛在双肩。
責任を両肩に担ぐんだ

guó mò yīn nǐ qiáng jìn gāng jiàn
国脉因你强劲刚健
国の命運はキミの力強い剛健にかかっている

mín zú fù xìng shǎo nián mèng yuán 
民族复兴少年梦圆
民族復興は少年の夢の園

…ということでさっそく夢を抱いた少年がいました。


これで大丈夫なのでしょうか?

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