駄々をこねる人?
中国長春市のお話。長春市の街のあちこちには大型のスクリーンが設置してあり、何かしらのインフォメーションが表示されています。
一体どんなことを案内しているのでしょう?
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交差点の反対からでもくっきり見えます。
顔写真とその横に何か文字が書いてあるようです。
変わってこちらは南京市の近くにある興化市の英武中路にある東方商厦というビルのスクリーン。
やはりこちらでも顔写真とその横に何か文字が書かれた名簿のようなものが表示されています。
こちらはその南京市の繁華街のビル。
ここでも名簿みたいなものが表示されています。
この日は27名分のリストが公開されました。
こちらも長春市のとある劇場があるビルのスクリーン。
こちらはまたたくさんの顔写真が並んでいます。
同じようにこちらは山西太原市の五一広場
やはり名簿的なものが表示されています。
横の細かな文字は名前、身分証番号、住所、年齢、金額などが書かれています。
実はこれらのリストは何らかの債務があり、しかも支払い能力もあるのに支払いを引き伸ばして、結局支払わなかった人たちの一覧で裁判所から”失信”の執行を受けた人たちです。
何らかの債務とは給料を払わないとか、借金や代金を踏み倒すとか、事故の賠償金を支払わないなどで、だいたい1.5万元以上の人が対象になります。
また、”失信”というのは信用喪失のことで高い買い物に制限がかかり、飛行機には乗れなくなり、電車もグリーン車は使えなくなります。
他にクレジットカードの使用金額の制限を受けたりゴルフ場や高級ホテルは利用できませんし、不動産ももてません。旅行やレジャーもできなくなり、私立学校にもいけなくなるなどいろいろ縛られるので、モニターに顔や名前が載ってしまうことはとても恥ずかしいことだとされています。
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