中国の反日デモの仕組みと日本関連企業の対策

yóu xíng
游行   ヨォ ンg [esplayer url=”http://tohoyukai.com/wp-content/uploads/you2xing3.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]
デモ

9月中旬に連日、中国で大規模なデモが起こったことは記憶に新しいことと思います。
北京、上海、広州などを含め少なくとも125都市で100万人近くの人が参加しました。

[ここから続き]

これも見てて不思議だったのですが、私の知る所では、尖閣諸島を日本が領有した経緯は沖縄返還の際、アメリカから譲り受けていて、1953年の人民日報にも尖閣諸島は沖縄のものだという記載があります。

その前の1920年に中国は日本帝国沖縄県尖閣諸島の人々に感謝状を出してます。

また、さらにその前の1885年には日本が中国に確認した後領土としています。

中国が尖閣を中国の領土だと言い始めたのは1969年に尖閣付近にはイラク並みの埋蔵量の海底油田がある可能性が報告された以後なので要するに欲しいのです。

そのためには言い分が必要です。

彼らのいい分で、私が知っているところでは、もともと尖閣諸島は琉球のもので琉球と日本は別のものだから、中国のものだと言う理屈です。

なので”尖閣諸島は中国のだ・沖縄を解放しろ” という横断幕をたまに見かけます。

これはちょっと無理があると思います。

それなのに、何万人も集まって抗議し、暴れだすって不思議じゃないでしょうか?

尖閣が中国のものじゃなかった場合、参加者全員の何万人もが言いがかりをつけてるならず者集団ってことになってしまいます。

他にも言い分があるのかもしれませんが横断幕やネットで探しても見つけられませんでした。

もちろん、ネットで日本のでは?という人もいました。
でも、そうしたスレッドはすぐに抹消されていました。

なので私には”钓鱼岛是中国的”の横断幕は”魚釣島をちょうだい” に見えて仕方がありません。

島の地名を中国語名にしたり、地図を作ったり、国民を煽動したり、中国の上層部は一生懸命なのですが、証拠品のある史実をかえるのはなかなか難しいと思います。

まぁ、上がそんなんだから、下もそんな風なのかもしれません。
さて、こちらは中国のサイトで公開されていた、デモを指揮するおじさんの写真と派出所長の写真です。
この二つの写真は同一人物だということなのです。

このように警官やら軍隊やらOBやらが、集まってきて、私服に着替え、デモを指導しているところです。
また、お金を配ってデモに参加させたりしているという話も聞きます。
これだといろいろ合点がいきます。
そして、結局ジャスコを始め、様々な日本関連企業がターゲットにされました。
もう21世紀なのに、三国志の黄巾族とか文革の紅衛兵とかとやってることはあまり変わっていません。
こちらは警察の車両、日本製ということで攻撃されました。
これを見て中国の企業は”ざまぁ” と思っているかもしれません。
暴動の初日、警察が手を出さなかったのはもう理由がお分かりですね。だって、身内ですもん。ここまで指導すると、あとは勝手に盛り上がってくれるので次の日からは手を引くわけです。
すると次の日も調子にのっちゃった若い衆だけが取っ捕まることになりますし、警察も見過ごしてるわけではないんだよというパフォーマンスにも なります。
やられた車両が警察車両なら間違いなく中国の税金か保険で日本のメーカーに修理依頼や全壊の補償で新品がオーダーされます。結局日本車メーカーは仕事が増えるのです。
もしかしたら、JUSCOも裏では補償を受けることになるかもしれません。
今後、撤退しなければ恐らくそういうことです。
(でも撤退した方がいいと思う…)
こちらは日本料理店です。
中国の国旗で”日本”の文字を隠し、”尖閣諸島は中国の領土”という横断幕で防衛中です。
私は安全のためと表現の自由 を尊重し、仕方のないことだと思います。
郷に入っては郷に従えという言葉もあります。
横断幕や国旗で店の破壊が 免れるなら安いものです。
何より重傷を負ったり、命の危険さえあるのですから。
ほかにも
 
日産のカーディーラー

SONYのお店(微妙に国旗ではありません)
TOTOのお店
こちらはユニクロ
ユニクロは”尖閣諸島が日本の領土を支持”と表記したのが日本では問題視されていました。
(ユニクロは脱中国を始めています。)
“ユニクロにがっかりした、もう買いません”って言ってるそうですが、そういう人には、ぜひ”私は日本人だ!尖閣諸島は日本のだ”ってパネルを下げてここに立っててもらいたいです。
こちらの車はマツダ車ですが…
エンブレムにシールです。
MAZDAの文字は見えてるのに…
みなさん、生き残りをかけていろいろ工夫されています。
国旗屋さんも儲かってそうですね。
意外とびりびりにされたり燃やされたりする日本の国旗の売上も伸びているかもしれません。

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4件のコメント

  1. 何だか、道化芝居のようですね。
    勝手に共食いをさせておけばいいのかも。
    様子をみましょう。ぞぞぉぉ~♪

    1. ニィハオ!みどりさん

      もうご存知だと思いますが、中国では
      iPhoneのように見えてiPhoneじゃなかったり、
      ビルのように見えてビルじゃなかったり、
      卵に見えて卵じゃなかったり、私たちの感覚で
      見るものとは全然違うものだったりします。

      みどりさんがよくおっしゃっている固定概念が、
      私たちのものとかなり差があります。

      私はこのデモもその中の一つだと思っています。
      どう考えてもおかしいです。

      コメント谢谢〜

  2. 気持ちが凹んでいたので、コメントのタイミングを逃しました。
    領土に関して中国の言い分は“常に”論理的ではありません。
    だから外交や話し合いでは解決できないんです。
    最近も、「敗戦国が戦勝国の領土を占領」などと
    メチャクチャな理屈で墓穴をほっているほど。
    尖閣はアメリカの領土ですかw

    もともと「世界中が我が領土」という思想があるので
    尖閣にしても沖縄にしても
    「当面は日本が領有を主張しているだけ。
    いずれ奪還する」というのが本音です。

    1. ニィハオ瑞希さん
      日本は平和主義の国なので
      それでも私は何とか外交レベルで
      解決してくれることを祈りたいです。

      この騒ぎの化けの皮を世界中に
      おおっぴらに剥がしてもらえるといいんですけど…

      コメント谢谢〜

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