中国のガンダムのたぶんオリジナル

日本語の “ガンダム” は中国語でこう言います。
gāo dá
高达  ガァォ ダァ [esplayer url=”https://tohoyukai.com/wp-content/uploads/2020/05/gaoda.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]

画像は中国のおもちゃ売り場のロボットフィギュアのパッケージの一角。
ガンダムシリーズのどれかだと思います。
肩に羽っぽい飾りが見えるのでガンダムウィングに出てくる何かでしょうか?

中国ではガンプラをそのまま自分たちで型取りしてパッケージングしたコピー商品が数多く出回っているそうです。

なのでそれらの商品は若干作りが甘かったりするそうですが、今回のこの商品はちょっと違っていました。


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パッケージの全体がこちら。

ガンダムの文字はどこにも見当たりません。
“机战英雄(ロボットヒーローズ)”とパッケージ上部に書かれています。
下部には”災難戦士”とあります。

おそらくガンダムをパクっておきながらオリジナルだと言い張るパターンのやつでしょう。
キャラクターもそうですし、自動車でもそうですね。
軍の戦闘機ですら米軍そっくりのをオリジナルだと言って出してます。

プラモデルは中の構造がシンプルなので全部丸々コピーできますが、自動車は中身を見ることができても技術的に復元することが簡単にできません、戦闘機に至っては中身すら見ることができません。

中国側は情報が欲しくてたまりませんがそうそう簡単に手に入るはずもなく、知り得た情報だけでなんとかすることしかできませんし、結局見た目だけ同じようにするのです。

こちらはアメリカのF35戦闘機にそっくりの歼(ヂィァン)31。
アメリカのF35は単発ですがこちらは双発エンジンなのがわかります。
中国のジェットエンジンは単発ではパワーが足りなかったのでしょう。
で、なぜそうするのかというと文化的にも科学技術的にも軍事力的にも海外に劣っていると中国としては認めることができないのです。

なので見た目を取り繕うというのが中国のお家芸となってしまっているのです。
実際にスペックを見ると米軍機のちょっと上になっていたりします。
たぶんそんな能力はないだろうと思いますし、スペックの意味も中国では違っているのです。
プラモデルに関しては日本から仕入れるより自分で作った方が儲かるし早いってところでしょうか?
話をもどしますが”机战英雄(ロボットヒーローズ)”他にもいくつかシリーズが出ています。

こちらはシリーズの”鎌鈎戦士”
ガンダムシリーズは日本でもたくさんで過ぎていて、どれをパクったのか検証するのが大変です。
知っている人はこれがなんのパクリかすぐにおわかりいただけるかと思います。
サンドロックっぽいけど自信ないです。
まだありました。

こちらは”強攻戦士”だそうです。
中にはこんなに羽だらけのやつもいました。

ってことはやっぱりガンダムウィングあたりをパクってきているのでしょう。
箱の横を見るとまだまだいろんなロボット戦士がいっぱい載っていました。

設定があれば是非みてみたいものです。
そういえばこんなのもいましたね

 

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○参照:高达模型吧 和讯网  

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