中国のお店だから値切って買うというのはどうも違うらしい

huán jià
还价  フhゥァン ヂィ
値切る

日本では価格表示をして基本的にその価格で購入しますが、中国ではいちいち値段を商品につけるのは面倒なので、商品を並べて買いたい人がお店の人に値段を聞いて購入する方式が基本です。
ですが、店側がまとめて”ここの商品はひとついくら”という風に表示した方がらくちんな場合はそうしている場合もあります。

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なので、日本人には中国での買い物が苦手な人も多いと聞きます。
この値切ることを中国語では “还价(フhゥァン ヂィ)” とか “讲价(ヂィァンgヂィ)” のように言います。

さて、値切り交渉は確かに基本なのですが、それにはちょっとしたコツが必要なのですが、まずは店主のご機嫌がいいときでないといけないようなのです。
こちらがそんな貼り紙。


訳してみました。

xīn qíng bú hǎo qǐng wù huán jià
心情不好 请勿还价
気分が悪いので 値切らないでください。

 

こちらはもっと乱暴です。


hái jià kuài gǔn bāo yǐ biāo jià
还价快滚 包已标价
値切りはとっとと失せろ カバンは既に価格表示してます

あるいはこんな貼り紙をしているところもあります。
いっぱい書いてあるので、日本語訳のみ書いていきます。
“値切りたいなら甘えてください。しかしながら何にでも乱用するのはおやめください。”
“入店するやいなや値切る、これは病気です、直すべきです。”
“さもなくば私を愛して、さもなくばお金をちょうだい、さもなくば出てってください。”
“買い物目的以外の撮影はすべてチンピラ(行為とみなします。)”
…ってことで、お客さんの方にもいろんなタイプがきっといたのでしょう。
結局、値切る値切らないはお店次第だということです。
なのでこちらのお店ではこんな貼り紙をしています。
shuí jiǎng jià shuí huái yùn
谁讲价 谁怀孕
誰かが値引きするなら その誰かは妊娠する
女性客が多いのでしょうね、値引るなら、もう何するかわからないぞ!ってことのようですが、このフレーズは定型句のように巷に出回っていて、例えばこちらの店ではこんな風にかかれています。
 ↓
右側の貼り紙、紙の上には先ほど紹介した”谁讲价 谁怀孕”が書かれています。
そしてその下の二行 にこのように付け足してあります。
nán nǚ dōu yī yàng
男女都一样
男女とも同様です。
さすがにこれは無理だと思います。

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