中国版K-1″武林風”の人気ヒーロー 一龍(イーロン)

wǔ lín fēng
武林风  ウゥ リィン フhァンg
武林風

武林風は2004年に河南衛視が主催した格闘技イベントで、日本のK-1みたいな感じのイベントであり番組です。
2005年には中国テレビ番組放映協会のスポーツ番組部門で一位を獲得しており、2006年には日本のフジテレビが武林風のチャンピオンマッチを共同で主催していて、番組からはたくさんの格闘技のヒーローを世に輩出しています。
また女子の部門もあって2016年までに10名の女拳王も登場させています。

[ここから続き]

中でも武僧一龙(イィ ロォンg)の人気は高く、少林寺出身で僧侶服のような出で立ちだからかはわかりませんが、中国を背負って闘っている感じがしないでもないです。


彼は少林寺の分派の出身で、法名は行龍(シンロン)といい、少林拳、太極拳、詠春拳などを修め、武林風の初期の頃はめちゃくちゃ強かったのです。

こちらは2011年の試合でニュージーランドの格闘家と対決したときのことです。
突如ガードを外して相手に打たせてしまいます。

見た人はこれを”金鐘罩(ジィン ジrョンg ジャ:金鐘かぶせ)” の絶技だと称しているのです。

その技は武侠小説などによく出てくる技で、まるで黄金の鐘をかぶったようにどんな攻撃も跳ね返すというものです。


このように武侠世界をまるで具現化しているようなのもあって高い人気を得ることが出来たのでしょう。
ただ、あいにくこの試合は一龙(イィ ロォンg)が判定で破れています。
積極的に攻撃していませんから当然といえば当然です。

負けたとは言え、この件で人気が出た一龙(イィ ロォンg)は、よせばいいのに再び試合中に”金鐘かぶせ”をしてしまいます。

その様子がこちらです。



なんと打撃をくらってぶっ倒れてしまいました。
まぁこれも当然といえば当然なんですけど。

動画の字幕を訳して見ました。

jiū jìng shì shén gōng shī xiào
究竟是神功失效
結局のところ 神のカンフーは効果をなくしたのか?

hái shì zài sī kǎo rén shēng 
还是在思考人生
それとも人生について考えていたのか?

ちょっと調子にのっちゃいましたかな…

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