中国の”お偉い様”が優遇されていること

日本語の “幹部” は中国語でこう言います。
gàn bù
干部  ガァブゥ[esplayer url=”https://tohoyukai.com/wp-content/uploads/2020/01/ganbu.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]
中国で”幹部”というと共産党や軍隊や人民団体の公職人員のイメージがまず浮かびます。
似たような言葉に”领导(リィンg ダァォ)”という言葉がありますが、こちらは指導者やリーダーの意味で一般企業でも良く用いられます。

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両方合わせて”领导干部(リィンg ダァォ ガァブゥ)”という言葉もありますが、いずれも中国の”お偉いさん”の意味です。
中国のお偉いさんは会議をしてるか視察をしてるか表彰式やイベントの挨拶をしに来ているようなイメージがありますが、この辺は日本の議員さんも同じですね。
もっとも真面目に会議に出席しているかどうかは分かりませせんけど…
みなさん気持ち良さそうに寝ています。この辺も日本と同じですね。
たぶん会議にもよるんじゃないかなと思いますが 中国の場合、会議中に居眠りをすると罰則を受ける場合があるそうです。
それと中国の幹部は色まみれだったり・金まみれだったりしてるイメージがかなりあります。
ちょくちょくおイタしている幹部が暴露されたニュースが流れたりするので、たぶん実際もそうなんでしょう。
でも権力がそこにあるとそれを利用しようとする人が必ず現れます。
最近日本でも中国企業が贈賄でつかまりましたが、そんな風に袖の下をどんどんつかませてきますので、気づいたらどっぷりってこともあるのでしょう。

そう言うのが中国のあちこちでちょくちょく見え隠れします。
例えばこちらのビル幹部のオフィスが入っているらしいのですが、その幹部が実際使っている部屋がどこなのか だいたい見当がつきます。
こちらは幹部が乗った高鉄(新幹線)を専用車でお迎えに来ているところ。
ご覧のように一般の人も利用しているプラットホームに車ごと乗り上げています。
高鉄といえば幹部などの特定階級層を狙った特等席もあります。
ちょっとした時間でも体を横にして眠れるようなシートになってます。
このように中国でははっきりと言わないまでも 明確に特定階級層用のビジネスが存在しています。
しかも日本よりかなり多様化していろんなサービスや商品が揃っていて、賄賂にはコレ、接待にはコレみたいなパッケージがおおよそもう決まっているのです。
例えばタブレットPCを送るならこちらのような…
领导专用(領導専用)のタブレットというのがあるのです。
価格も縁起のいい9(久)並びで気を使っています。
アップル製ではないと思うので日本円で16万円ほどするのはWindowsとしては 少々お高い感じです。
こんな感じであらゆるジャンルにこんなサービスが作られていてみんな”おべっか”を使っているわけです。
病院でもこんなです。


“婦人科検査、幹部体験”と書いてあります。
どうやら婦人科の検査をさせてもらえるみたいです。
…いやそれはダメでしょ。
 
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○参照:百家号 金华新闻网 互联网 新浪网 腾讯网                           

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