中国で販売中止になった “オナラ爆弾” という本当に有害なオモチャ

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臭屁炸弹   チrhョォ ピhィ ジrャ ダァ [esplayer url=”http://tohoyukai.com/wp-content/uploads/2016/08/choupizhadan.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]
オナラ爆弾

choupizhadanA中国では「とにかく作ってみてダメなら次」って考え方があるのですが、その考えがダメなパターンがこの”オナラ爆弾”という商品です。
これはオナラをテーマにした玩具で、文具屋さんなどで0.5元で売られていました。
こうした玩具でイメージする有名なものに”ブーブークッション”があります。
あれは聴覚に訴えますが、この商品は嗅覚に訴えます。
どちらもいたずら目的の商品ですね。

[ここから続き]

遊んでいる動画を見つけましたので貼ってみます。


踏んづけたら膨らんで破れ、中の臭いの成分が弾け出るというものです。

これがどうしていけないのかといいますと、中の成分が硫化水素と窒素酸化物だったのですが、硫化水素は温泉地などでよく嗅ぐ腐乱臭がするものでオナラにも微量に含まれます。目・皮膚・粘膜を刺激する有毒な気体で窒素酸化物も有害なのです。

で、5、6年前の話ですがこれを安徽省太和県の小学生が学校でしかも教室内で使ってしまい80名が腹痛、めまいなどを訴え79名が入院となりました。

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病院の判断は集団性のガス中毒だということです。
その後、この付近の販売店はこの商品を販売禁止にしましたが、別の地域では最近まで売られていました。

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こちらは安徽省の市場監督管理局で徴収されるオナラ爆弾

子供はこういうのが大好きなので、結構売れたみたいで中国お得意の類似商品もいくつか作られました。
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中国には “产品质量法(産品質量法)” という製品の質や量に係る法律が2000年に規定され、いろいろな審査や資格が定義されました。

かなり遅いような気がしますが、もともと法律とは別に”三無製品”という粗悪品を見分ける概念があって、生産者、製造年月日、合格证が表記されていないものを言います。
もう少し細かく言うと “三無食品” “三無日用品” “三無玩具” など、それぞれに定義されています。

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○参照:糗事百科 霍邱县市场监督管理局 内蒙古晨网

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