九隠白骨爪(きゅういんはっこつそう)という武侠小説の技

日本語の “九隠白骨爪(きゅういんはっこつそう)” は中国語でこう言います。
jiǔ yīn bái gǔ zhǎo
九阴白骨爪  ヂィォウ イィン バァィ グゥゥ ジrャァォ [esplayer url=”https://tohoyukai.com/wp-content/uploads/2020/08/jiuyinbaiguzhao.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]

九隠白骨爪(きゅういんはっこつそう)は中国の有名な武侠小説家 金庸(きんよう)の作品に登場する必殺技の名前。九隠(きゅういん)とは九陰真経という武術の秘伝書を意味していて、実在する中国の古い経典の中で 九は陽の極まった状態のことを表しているので、この二文字で隠の力が陽を凌駕することを意味しています。

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物語の中ではこの技は 気を込めた指は頭蓋骨も貫くという九陰真経の記述をそのままの鵜呑みにした陳玄風というキャラが編み出したもので、妹弟子の”梅超風(ばいちょうふう)”にも伝わっています。
こちらはテレビドラマの射雕英雄伝の”梅超風”。
2017年版のもので”米露(ミィィルゥ)”という女優さんが演じています。
最近のドラマではこの技に”爪”という文字が使われているせいか、爪で引っ掻いてなんでも切り裂く的な演出になってきていて、中国では爪が伸びていたり引っ掻いたりするとなんでも”九隠白骨爪(きゅういんはっこつそう)“と呼ばれます。

またそうなると女性キャラに使わせたくなるのかもしれません。
こちらは同じく”梅超風”ですが”神雕侠侣”版のもので楊蓉(ヤァンg ロォンg)が演じています。
ちなみにこちらは1983年版の射雕英雄伝の”九隠白骨爪(きゅういんはっこつそう)
技を受けたものはいきなり白骨化するという恐ろしい技として描かれています。
きていた服はどうなったのやら。
話は変わりますがこちらの劣化が進んだ像の写真にも”九隠白骨爪(きゅういんはっこつそう)“というタイトルがつけられていました。
 
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○参照:腾讯网 UC头条新闻 明星网 每日头条 哈哈mx      

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