中国の民政局のささやかな抵抗

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民政局  ミィン ジュァンg ジュ [esplayer url=”https://tohoyukai.com/wp-content/uploads/2019/04/minzhengji.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]
民政局(みんせいきょく)
民政局は政府主管の社会行政事務を担う部署。災害時による被災者の管理をしたり、各種社会保障の管理をしたり…社会事務全般を担っています。
結婚関係の登録などもここで行なっています。

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婚姻届けをする場合、中国の人は縁起を担いだり記念日にこだわったりするので、特に”恋人の日”と言われる2月14日と7月7日(七夕)などに申し込みが殺到します。
離婚に関しては何日がいいかと中国の人に問えば”2月30日”が良いという決まりフレーズもあるようですが、実際はあまり日にちは気にしていないようです。

ですが、民政局の立場では せっかく結婚したのに離婚の手続きは面倒が増えるっていうのもあるかもしれませんが、あまり離婚して欲しくないというのは本音のようで、離婚に必要な協議書のコピーを民政局でとろうとすると、意地悪して高い値段をふっかけられます。
記事によると街のプリントショップでは1枚0.5元で取れるコピーが民政局ではその10倍の料金になるそうです。しかも6枚コピーが必要なので30元かかることになります。
とは言え街のプリントショップでも離婚に反対の店主もいてそんなところではさらにぼったくられます。
ここは1セットコピーして50元です。
最後の行には”プリントできないのなら離婚はしない”と書いてあります。
このように離婚をなるべくさせないようにいろいろな障害が当人たちに降りかかるのですが、それでも離婚する夫婦は大勢いて後を立たない様子なのです。

こちらは陕西省宝鶏市の謂浜区民政局の窓口…
そして民政局の書類を記入する場所の壁にもこんなことが書かれています。
壁の文句はこうです。
「私たちはしっかり誓いました。手を取り合って生涯が終わるまで歩んでいく」と。
親愛なるあなた、それを忘れてしまったのですか?
多分、離婚しようとするお二人にはそれを忘れさせるような出来事があったんだろうと思います。
 
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○参照:中国湘乡网 和讯网 糗事百科 糗事百科 百思不得姐 我想网 

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