zāng
脏 ザァンg [esplayer url=”http://tohoyukai.com/wp-content/uploads/2018/07/zang1.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]
汚い

その飲み物のカップの裏側には左の画像のように日本語でひとこと「きたない」と書いてあります。
さてそれはどんな飲み物なんでしょう?
[ここから続き]
その飲み物を出しているお店がこちら。
行列の奥の黒っぽいお店の”乐乐茶(楽楽茶)”というドリンク店で、主に上海で展開しています。
以前 中国のドリンクショップのお話をしたことがありましたが、細かくいうとお茶を中心に商品を構成しているお店も多く、ミルクティーやフレーバーティー、さらに緑茶やウーロン茶に果実を入れたり、ジュースをミックスしたものなどを売っています。
そうしたお店は奶茶店(ナァィ チchャァ ディェン :ミルクティーやさん)と呼んだりします。
“乐乐茶(楽楽茶)”もその一つです。
店内はこんな感じ。

やっぱり真っ黒。

やっぱり真っ黒。
で、汚いお茶とはどんなものかというとこちら…


対して汚らしくないように見えます。
実はこれ中身はタピオカミルクティーに黒糖シロップをいれたもので、濃厚なシロップがミルクに滲んでいく様が汚れているように見えるというのです。
もっともこの黒糖タピオカミルクティー、それ自体は他のお店でも扱っていますが、よそのカップだとこんな風に見えます。

ロゴが細かいとよく判別できず汚れた感が高まります。
この現象をそのまま商品名にしたのが”脏茶”なのです。
“脏茶”の場合、文字も見やすくぶっとい字で”脏 (ザァンg)” と一文字で表現しているので、汚れたイメージはちょっと和らいでいるように思います。

ロゴが細かいとよく判別できず汚れた感が高まります。
この現象をそのまま商品名にしたのが”脏茶”なのです。
“脏茶”の場合、文字も見やすくぶっとい字で”脏 (ザァンg)” と一文字で表現しているので、汚れたイメージはちょっと和らいでいるように思います。
で、飲む前に振ってみると汚れた感じになっていきます。

日本的なセンスではこのネーミングはないように思います。

日本的なセンスではこのネーミングはないように思います。