【ネタバレ注意】昨年末中国でヒットした”妖猫伝”という映画

yāo māo chuán
妖猫传   ヤァォ マァォ チrhュァ [esplayer url=”http://tohoyukai.com/wp-content/uploads/2018/02/yaomaochuan.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]

妖猫伝

妖猫伝(ヤァォ マァォ チrhュァ)は中国の映画。
2017年12月に中国で封切られました。
映画の内容は唐の全盛期、長安の街に続けざまに妖怪変化に由る不思議な事件が発生します。
時を同じくして詩人の白楽天と異国の僧侶が長安にやってきて人の言葉を話す化け猫に遭遇します。
この猫が30年にまたがって王朝に影響を与える呪いをかけ、妖怪・皇帝・楊貴妃・詩人が織りなす絢爛豪華な時代のドラマを繰り広げます。
って感じの映画です。

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最初の画像はかなり地味なデザインですが、こちらはもう少し派手になっています。

チェン・カイコー監督作品です。
英語名は”LEGEND OF THE DEMON CAT” とあります。

実はこの映画、かなり制作費をつぎ込んでいて コンセプトアートに基づいて広大なセットによる長安の街も作られました。



ポスターに似合わず映画の画面はすんごく豪華で、YOUTUBEに予告編が載っていましたのでご紹介します。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画は日本では”空海”として封切られます。
夢枕獏の”空海”のことです。
なので読んだ方もいらっしゃるかと思います。
夢枕獏作品のの世界観もよく出ていて、勝手に動いて鳴りだす琵琶や、露店の怪しい幻術師みたいなのも出てきます。
同じ夢枕獏作品の陰陽師を読んだ方ならわかるかと思いますが、清明が空海、博雅が白楽天で京都が長安になって豪華になったといった感じの映画です。


劇中、空海は冒頭からずっと出ていて、主役の染谷将太くんの中国語もなかなかのものです。でも、中国の人は多分空海を知らないので”妖猫传”になったみたいです。

 

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