【ドニー・イェン】スターウォーズ:ローグワンのチアルート・イムウェ

xiá dào yī hào
侠盗一号  シィァ ダァ イィ ハhァ
ローグワン

もうみなさんご存知かもしれませんが、”スター・ウォーズ:ローグ・ワン”に東方愉快でもイチオシの香港アクション俳優”ドニー・イェン”が出ています。
彼の役どころは帝国軍に対抗する反乱同盟軍の戦士の一人。
この映画はスター・ウォーズの一番最初にリリースされた”新たなる希望” のちょっと前のお話で、デス・スターの設計図を盗み出した人たちのお話です。

[ここから続き]

ちなみに今回の”ローグ・ワン”に登場する反乱軍の戦士たちは、全員フォースの能力はないという設定だそうですが、この話を聞いた時に「いえいえすでにドニー・イェンだけでもすんごい特殊能力持ってるじゃん…」と思っちゃいました。

“デス・スター”とは星を破壊する事ができるほどの武器を装備した帝国軍の巨大な移動基地です。

そしてドニー・イェン演じるところの”チアルート・イムウェ(奇鲁特·英威)”というキャラクターがコチラです。


このキャラクターは盲目の棒術使いで、僧侶らしいです。

スターウォーズファンなら知っていることですが、劇中ちょいちょい日本文化がらみの設定が出てきます。
例えばダース・ヴェイダーの衣装デザインが日本の甲冑をベースにしていたり、最初のルーク・スカイウォーカーの衣装もまんま柔道着でした。
あっと、そもそも”ジェダイ”というのが”時代劇”から取ったものです。

なので、この”チアルート・イムウェ”のオリジナルが何なのか分かる人はわかると思います。
そう、”座頭市(ざとういち)”です。

“座頭市”とは”座頭”の”市”さんという意味です。
“座頭(ざとう)”というのは江戸時代の盲人の階級のひとつで、もっぱら按摩、鍼灸などの仕事をしていました。

最近の座頭市と言えば “綾瀬はるか” かひと昔前の “ビートたけし” を思い出す人も多いことと思いますが、オリジナルは中村玉緒さんの元旦那さんの勝新太郎氏がやっていました。

かのブルース・リーも好きな映画の一つに上げていたほど”座頭市”は第一作の”座頭市物語”を皮切りにすごい人気の作品で、その後もたくさんの映画シリーズとTVドラマが制作されました。
何と言っても盲目なのにめっちゃ居合術がすごくてかっこいいのです。

彼が一たび仕込杖の刀を抜いてひらりとやると、前でお茶飲んでたおっさんの持ってた湯呑みは真っ二つになるし、脇で手下が打ってた将棋盤もパカってなるし、いろいろ切れてしまうのです。

しかも一拍置いてから2つに割れるのがにくいのです。
ルパン三世の五ェ門のルーツでもあるのかもしれません。

話が座頭市になったので戻しますが、そんなスターウォーズ:ローグワンのチアルート版の予告動画がYOUTUBEにあったので貼っておきます。

ストームトルーパーが葉問1の日本の空手家たちに見えます。
やっぱ急に空気がかわりますね。

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