guà suǒ
挂锁 グゥァ スhゥォ 南京錠 |
こちらは日本でもよく見かけるカギ。
一般的に南京錠と呼ばれますが、実は”天津に天津飯が無い”ように”南京にも南京錠はありません”。
ではなぜ南京という名前が付いているのかというと、日本では海外の物でコロンとしたもののことを”南京〇〇”と称していた時期があったそうなのですが、その名残です。
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最近では聞かなくなりましたが、ちょっと前までピーナツのことは”南京豆”と言っていましたし、カボチャのことを南京というところもあるそうです。
またビーズのことを南京玉とも言ったそうなのです。
さて話を南京錠に戻しますが、盗難に遭いやすい中国ではいろいろなところで南京錠が活躍しています。
例えばこちらの方はバッグに南京錠を使っています。
よく旅行かばんなどについているものがありますが、カジュアルなバッグにはあまりついてないので南京錠で代用です。
こちらはどこかの寮の共同の洗面台。
石鹸をボトルごと南京錠と鎖でロックしています。
こちらは中国の公衆のトイレ。
これは中国の公衆トイレではよくあるタイプのペーパーホルダーです。
いろいろな人が使うので誰かが中味を抜いて持っていかないように南京錠で蓋をロックしています。
こちらは南京錠をちょっと変わった使い方で盗難を防いでいます。
なるほど自転車専用のチェーンロックに比べるとコンパクトで安上がりです。
またこのカギは盗難防止というよりは”勝手に持っていくな”というメッセージにも使われます。
どういうことかと言いますと、例えばこちらのようにペットボトルに使った場合です。
識別の意味もありますし、開封前なら抑止力にはなるのかもしれないです。
でも持っていこうと思えばいつでも持って行けちゃいますけど。
こちらの場合も同じような意味合いです。
気持ちはわかります。
たぶん以前誰かに勝手に食べられちゃってよほど悔しい思いをしたのでしょうね。
共通で使用する場所にものが置いてあると、公衆トイレのトイレットペーパーとかならわかりますが、明らかに自分のものでなくても使うのが平気な人っているものです。
ひどい時は持って行っちゃったまま返さない人もいます。
貸し傘のサービスもどんどん傘が減っていったり壊れたままになって、終いにはサービスがなくなってしまうのもこうした人たちがいるからでしょう。
まだ消耗しないものならいいのですが、会社の冷蔵庫にある誰かのプリンをこっそり食べちゃったりとか…もう最悪です。
そういう人がいるという前提があるので南京錠が活躍しているわけなのです。
どういうことかといいますとこちらは中国の某学校の講義かテストのために誰かが場所取りをしているところです。
三人がけのデスクにご覧の通り、鎖と南京錠でしっかり固定してあります。
さすがにこれだけしてあると手が出せないです。
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