武漢科学技術館
中国の”科学技術館”は各種展覧教育を目的とした公益的な科学普及教育機関。
北京、天津、上海など中国の主要都市にはこうした”科学技術館”があり、双方向型体験や実演に参加し、科学的な興味を奮い立たせ啓発するのを目的として、1999年に中国科学技術協会によって“全国の科学普及の教育拠点”と定められ展開しています。
[ここから続き]
その中の武漢科学技術館は湖北省武漢市江岸区に位置していて、入場料は成人のみ30元で(子どもとお年寄りは無料)、2013年に新館ができ、宇宙・生命・水・光・交通・数学などをテーマにした展示が見られます。
こちらはその中の一つ、宇宙をテーマにしたホールです。
太陽系の模型展示で直観的に太陽系の中の惑星の相対関係がわかります。
こちらは太陽系以外の広大な宇宙の各所を紹介した展示。
星明かりのトンネルの中には様々な天体写真が一面に貼りだされ、宇宙の姿を再認識できます。
この宇宙のホールには宇宙開発の歴史を学べるコーナーもあり、中国が宇宙開発にたどってきた歴史を知ることができます。
入場者の女性が宇宙船の模型の前で記念写真を撮っています。
そしてリオ・オリンピックで旗のデザインが違っていると問題になった後、実はこの展示の旗も違うやないかとネットで話題になっていました。
私個人としては全然リオの旗より許せる範囲だと思うのですが、そこはそれ科学技術館は立派な国の機関ですし、宇宙開発関連は国を象徴するようなものですし国家的プロジェクトですから。
しかも国民の税金を使って展示してることでもあるので「けしからん!」ということになったのでしょう。
で、どう違ったのかというとこちらの画像でお分かりいただけるかと思います。
↓
左側のが宇宙船のボディにペイントされたものです。
確かに星のまばら具合が大雑把です。
“リオのことを言えないじゃん”ということなのかもしれませんが、もっと他に注目しなくちゃいけないけしからんことがいっぱいあるように思います。