ピンク
今回は中国の”黄色”のお話。
今回中国語の”黄色”を”ピンク”と訳してみました。
日本だと”スケベ”とか”いやらしい”イメージのある色が”ピンク”だということでそう訳してみました。
そんなイメージの色が中国では”黄色”なのです。
色とは別に”アダルト”と訳してもいいのかもしれません。
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念の為に誤解のないように言っておきますが、色彩的には日本も中国も黄色は黄色です。
また日本のいやらしい色がピンクというのは、ピンク映画とかピンサロとかそんな使われ方をしてきましたが、最近はももいろクローバーZやピンクハウスみたいにもっぱらカワイイ色に変ってきたりしています。
しかし中国では今でも黄色書といえばエロ本ですし、黄色片といえばAVのことを指し、黄色盤といえばAVのDVDを指します。
またアダルトサイトは黄色网站(フhゥァンg スhゥァ ワンg ジャン)といい
日本のAVも公開されているようです。
中国ではこうした製品やサイトは取り締まりもきびしく、すぐに没収されたり閉鎖されたりしますが、逆に反黄色サイトのためのホームページがハッカーによって出合い系サイトに書き換えられたりする事件があったり、男性がいる限り需要もなくならないので結局イタチごっこになってしまうようです。
一説によると、黄色がそんな意味合いを持ったの理由なのですが、もともと黄色書は”舶来品”の書物のことを指していたのです。
そんな海外の本の中で低俗な趣味の挿絵などが載ったページは黄色い紙面だったそうで、そこから、いやらしい事に”黄色”が使われるようになったとのこと。
こちらはパトカーにピンク広告を貼られたおまわりさん。
最近はめっきり見なくなりましたが、以前日本の電話ボックスはいっぱい夜のお店の名刺が貼ってありました。
日本では違反になりますが当然、中国でも取り締まりの対象になります。
パトカーにはしっかりシールで23枚貼られていました。
女性の写真とともに営業時間、料金、連絡先などが記載されているので、おまわりさんは一つ一つ連絡して、事実を確認し、店の人間を執法局に呼出したそうです。
貼ったのはバイトの誰かかもしれませんが、きっとお店の人はみっちりお灸をすえられたことでしょう。
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