カードゲーム
トランプやカルタや花札以外にのカードゲームとして、最近ではポケモンや遊戯王のカードゲームに人気があります。
最近では携帯やPCでも楽しめますが、リアルに人とすれば、電子機器でプレイするのにはない楽しみがあります。
カードゲームには1対1でプレイするものが多いのですが、大勢で同意に楽しめるカードゲームもあります。今回は中国で人気のカードゲームを3つご紹介します。
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まず1つ目はこちら
●三国杀(殺)
“中国传媒大学”の学生さんの考案によるその名の通り三国志を題材にしたゲーム。
ゲームの特色は身分制度で主公(皇帝)、反賊(逆賊)、忠臣、内奸(裏切り者)の4つがあり、すべてのプレーヤーは最初に無作為で1枚の身分の札を抜き取り、主公のプレーヤーだけに自分の身分の札を明かします。
主公と忠臣は反賊を掃討し、裏切り者を一掃し、反賊の任務は主公を転覆させることで、内奸は場に主公以外の人物が存在する時、先にその他の人物を一掃して、最後に主公と一騎打ちするというもので、自分の目的を設定した上で三国志の各カードを引いて勢力をつけていき、武器や防具や必殺技あるいは酒などのカードを駆使しつつ目的を果たしていくものです。
大人数だとどの軍勢が見方なのか敵なのかを推理しながらプレイするのが面白いところ。
続きまして、2つ目にご紹介するのは
●杀人游戏(殺人遊戯)
タイトルの日本語訳が”殺人ゲーム”になるので穏やかではないです。
こちらも三国殺同様に最初に2つの立場を決めます。
“好人(ハァォ レン:いい人)”側 と 杀手(シrhャァシrhョォゥ:殺し屋)側に分かれます。
いい人側は投票によって殺し屋を追放し、殺し屋側はいい人になりすまし、夜のうちにいい人を暗殺し、いい人を投票で追放します。
推理力と説得力と判断力と演出力などが試されるゲームです。
最後にご紹介するのはこちら
●狼人杀(人狼)
こちらは先述の殺人遊戯とほぼルールが同じです。
日本では”人狼(じんろう)”ゲームと言われていて、結構ポピュラーです。
TV番組も作られていました。
いい人と殺し屋が “村人と狼男” に設定が変わったものです。
大人数で集まる場所は “网吧(ワンg バ:ネカフェ) “で提供してくるところも多く、例えば入り口に次のような黒板が立てられていれば、提供してくれるみたいです。
右側のボード、パーティ募集 “杀人游戏、三国杀、狼人杀” と書いてあります。
その下の時間のところ
晚 20:00 开杀 夜20:00 殺し開始 だそうです。
なかなか物騒です。