丹霞山(たんかさん)
丹霞山(たんかざん)は広東省の韶関市の北に位置する世界地質遺産公園(ジオパーク)で、この付近には3か所の中国国家級の自然保護区と7か所の省レベルの自然保護区がある自然豊かな地域です。
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総面積は319平方キロメートルで中国の『風景名勝区』『自然保護区』、『国家地質公園』に指定されていて、国の4A観光名勝地の一つにもなっています。
この辺りの地層は赤色砂礫岩で構成ていて、長期に渡る風雨による浸食で奇怪な山々や岩が数多く存在しています。
この地域の数ある巨岩の中でもとりわけ有名なのが”陽元石”といわれる岩です。
それがこちらです。
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どうしてこの岩が有名なのかはあえてご説明するまでもないですね。
ちなみに”陽”というのは中国の陰陽理論では”男性”を表すことであり女性は”陰”です。
もちろん男性が陽気で女性が陰気という意味ではなく、電流で例えると陽極から陰極に電流が流れるのと同じようにDNA情報の流れがこの方向で流れるのでそう考えられています。
(もっとも当時、DNAという概念があったかどうかは分かりませんが)
この”陽元石”の近くには “陰元石” というのもあります。
こちらがその画像です。
こうした名所が存在するためにこの地で結婚式を挙げる方も多いそうです。
また、ユネスコに登録されたおかげで観光名所としての整備も進んでいるようです。
また地域では特産品も開発されていて、
こちらは、”陽元石”を模した瓶のお酒です。
こんな感じでフタを開けます。
フタを器にできるのかもしれません。
念の為にもう一度書いておきますが、これはあくまで石の形を模したボトルです。
ただリビングに置いておくのは少々はばかられるかもしれません。