ペアルック
中国の恋人たちは日本ほどペアルックに
対する抵抗がないようで、ちょくちょく
町中でお揃いで歩いています。
恋人同士もそうですが若い夫婦も
ペアルックを着ています。
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こちらはたぶん学食だと思いますが
ペアルックのお二人が窓口で注文をしているところです。
でもよく見ると、単に同じ服を着ているのではなく、
オリジナルで作ったのかTシャツとワンピースになっています。
でも女性の方が背が高いので、ストライプの高さが近くて
すぐにペアルックだとわかります。
ちなみにMLGBは My Life’s Getting Better の略で
上海のブランドです。
またこちらのお二人は服どころか髪型までおソロです。
このお二人が社会人だとしたら何かの限定的なお仕事でないと
ここまで出来ないですね。
こちらの信号待ちのお二人もペアルックですが
なんだかお二人の力加減がわかるような気がします。
こちらのお二人も見た感じではパッと見ではよくわかりませんが
そのTシャツの内容で立場の違いがわかります。
難しい書体なのですぐに読めませんが女性の方は”主公(皇帝)”、
男性の方は”忠臣”と書かれています。
こちらのお二人のペアルックは日本人にはちょっと
分かりにくいのですが、故事の一節に”锄禾日当午(チrhュゥ フhァ リrィ ダァンg ウゥ)”と
いうのがあって意味は”お昼に耕し苗を植える”という意味で、
もともとは働き者のことです。
“日”が抜けていますが、この日の文字は昔から中国語では
“干”などと同じように”交配する”意味があるので
“锄禾(チrhュゥ フhァ )”という人と”当午(ダァンg ウゥ)”という人が
チョメチョメしている仲であるという意味になるのです。
この場合の日(リrィ)は入(ルrゥ)がなまったものだと言われています。
こうしたフレーズは他にもいくつかありますので気になった方は
調べてみてください。
さて、このように人気のあるペアルックなのですが
販売店では変な売り方をしているのです。
それがこちら
立て看板には次のように書いてあります。
qíng lǚ zhuāng yī bǎi yuán sān jiàn
情侣装 100元3件
ペアルック 3着 100元
…何で?