集合するにもほどがある香港の集合住宅

xiāng gǎng wō jū
香港蜗居   シィァンg ガンg ウォ ヂュゥ [esplayer url=”http://tohoyukai.com/wp-content/uploads/2016/01/xianggangwoju.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]
香港の狭い家
xianggangwujuA蝸居(かきょ)というのはカタツムリの家の意味です。
カタツムリが背中に背負った貝の部分のことですが、その意味は狭いお家を意味します。
香港の集合住宅はどんどん高層化して、集積化し、密集化していき、どんどん沢山の人が住めるようになっています。
その様子はかなり異様な感じがするほどパターン化されていて、外観を見ると もはや幾何学模様にしか見えません。

[ここから続き]

そんな香港の集積化した住宅の外観をいくつかご紹介します。

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こうも幾何学的に見えるのは、洗濯物を外に干したり出来ないようにしていることが大きな原因だと思います。

冒頭、狭い住まいのことを”カタツムリの家”と称すると書きましたが、実はこれらの居住区は別名”蜂の巣居住区”とも言われています。
どうしてそう言われるかはご覧のとおりです。

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中国人は並ばないと言われていますが、このようにキチンとならんで生活しているところは不思議です。

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洗濯物は部屋干ししたり、乾燥機を使ったり、内側の吹き抜け側の窓に干したり、それぞれ工夫していますが、外からは見えない吹き抜け部では転落事故が結構あると聞いたことがあります。
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どことどこが区切りなのかもよくわかりません。
一棟で一学区くらいあるのでは?と思えるほどの集合具合ですが、電力も相当かかりそうですし、一箇所のトラブルで全棟影響しそうで心配です。
あと、荷重にも十分耐えられているのかも心配です。

日本にここまでの高層集合住宅はたぶんないので、建築基準は日本のそれとはずいぶん違っているかもしれません。(一番心配なのが手抜き工事です)

 

さすがに夜になって明かりが灯り始めると人気(ひとけ)がはっきりわかります。

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[PR]こちらは上海版
上海、かたつむりの家 / 原タイトル:蝸居 (単行本・ムック) / 六六/著 青樹明子/訳
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○参照:林中蜂蜜的博客 搜狐网 荐新闻

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