中国のおもしろい香炉 倒流香(とうりゅうこう)

dào liú xiāng

倒流香   ^ダァ_{ォ リィォ}^{ゥ シィァン}　[esplayer url=”http://tohoyukai.com/wp-content/uploads/2016/01/daoliuxiang.mp3″ width=”25″ height=”25″ shadow_size=”0″ shadow_color=”#a9a9a9″]
流川香(りゅうせんこう)

このお香は含有しているタール分が高いため、煙が水のように高いところから低いところに流れます。
意味としては”逆流するお香”といった感じです。
別名下流香(^シィ_{ァ リィォ}^{ゥ シィァン})とも言いますが、日本では流川香(りゅうせんこう)という名称で流通しています。
下に落ちるならお香としてはあまり意味が無いのでは？と思われるかもしれませんが…

[ここから続き]

倒流香(_{ダァォ リィォ}^{ゥ シィァン})が面白いのは、その香炉に乗せた時なんです。
専用の香炉はどれもこの特長を活かした形をしています。

例えばこちらのように中国の木工芸術でつくられた渓谷のような香炉の上に倒流香を置いて火をつけると、その煙りがまるで滝の流れのように見えるというものです。

無機質な置物に時間の流れが生まれてきます。

こちらは滝の水が分岐するように見える凝った作りの香炉

まるで仙界のようです。こちらは陶器で作られています。
しかもお香は見えないようになっています。

こういうモダンなインテリアっぽいのもあります。

他にこんな感じで仏教っぽいものも中国ではいっぱい出ています。

倒流香は材料に伽羅(きゃら)や白檀などの香木が使ってある天然素材のおものは良いのですが、粗悪品だと有害な成分が含まれている可能性があるので注意が必要だそうです。

あまり風があるところにはおけないです。

[PR]こちらはモダンなバージョン レビュー割5％OFF！メディアで取り上げられた注目の見て愉しむお香流川香専用「白檀」コーン20…