中国の道路には大迷惑なトラックがいっぱい

diàn gǎn
电杆  ディェン ガァン
電柱

こちらは2016年5月に中国上海の中環線で起こった自動車事故の様子ですが、電柱を運んでいたトラックの荷が崩れコントロールを失い、道路の脇で動けなくなりました。
この事故で道路が歪み接合部に段差が生じてしまいました。

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高速道路の高架での走行は20t〜30tまでという制限があるのです、限界が55tとされていたそうです。
運んでいた電柱が1本3t前後もあるそうなのでが、積載量は60tを越えていたそうです。
さらに車体重量を加えると総重量は100t近くにもなります。
恐ろしい話です。

この事故で死傷者は出ませんでしたが、大勢の人々に迷惑がかかったことは間違いがありません。
こうした事故を起こす人は警察に捕まったり、事故が起こるまで”大丈夫”なんだと考えがちなので、もう少し想像力を働かせてほしいものです。

この事故では荷物が横にずれたので幸いなことに無事にすみました。
しかし横方向だけではなく、前後方向の固定にも気をつけないととんでもないことが起こります。

走行速度も重量の割に出すぎていたのでしょう。
ブレーキとともに積荷が運転席に襲いかかりました。
こうなると自分自身も危険ですし、事が起こってからでは遅いのです。

にも関わらずドライバーが情報を共有しないのか、受け入れていないのか、あるいはドライバーに安全基準を越えるノルマがかかっているのか、またはドライバーが欲張って積荷を増やしているのかはわかりませんが、過積載系の事故が中国では頻繁に起こっています。

こちらは鉄筋を運搬中だったようですが、ご覧の通り運転席を突き抜けています。
積み荷の位置が運転席の後部だったらドライバーはひとたまりもなかったことでしょう。

こちらも慣性の法則を忘れたドライバーが巻き起こした大迷惑な状態。
積荷は竹なので殺傷力はコンクリートに比べてずいぶん低いとは思いますが、
それでもバスの乗客は座っていただけなのに、突然後ろの窓が割れて竹の棒が連なって頭を覗かせてきたわけですからさぞおどろいたことでしょう。

バスの乗客が落ち着いて避難しているので、大した被害はなかったのかもしれませんが、この様に過積載トラックはその前後左右すべてが危険なのです。
しかも中国の場合はその危険レベルがかなり上を行っているようです。